サーミブレスレットとは
Saami bracelet
サーミブレスレットはフィンランド、スウェーデン、ノルウェー、ロシアにまたがる北欧ラップランドの先住民族、サーミの人々に伝わる伝統的なアクセサリーです。
1600年代から受け継がれた技術と手法を用い、現地のサーミブレスの職人さんがひとつひとつ手作りしています。
素材はトナカイの革
使われている素材は、主にトナカイの革、トナカイの角、ピューターという錫の合金。
トナカイの革は質感がとても滑らかで柔らかく、しっとりしています。
革の厚みが薄くて軽いので、初めて着けた瞬間から何年も使っていたようにすんなりと手首の肌に馴染んでくれます。
一般の革と比べて圧倒的に流通が少なくとても貴重な素材です。
扱い方は難しい為、サーミブレスを作っている職人さんは限られています。
ピューター
錫と4%のシルバーからできた合金の糸です。昔からヨーロッパで金属として利用されてきました。酸化しにくく錆にくい素材で、抗菌作用がありアレルギー反応も出にくいと言われています。
トナカイの角
留め具として使われているボタンはトナカイの角から作られています。現地ではトナカイの角は幸せを呼ぶ象徴とされており、お守りとして使われてきました。サーミブレスを身につけると幸せになると言われているのはその由縁です。